Bluetoothイヤホンで音楽や動画を楽しんでいるとき、着信が鳴った瞬間に「え、スピーカーから音が鳴る!」「毎回通話先をBluetoothに切り替えるのが面倒…」と感じたことはありませんか?
実はiPhoneには、着信時に自動でBluetoothイヤホン(ヘッドセット)を優先する設定が用意されています。この設定をしておけば、毎回手動で選ばなくても、接続中のBluetoothイヤホンからすぐに通話ができます。
この記事では、
- 通話オーディオルーティング設定のやり方
- AirPodsユーザー向けの便利設定
- 複数機器接続時の注意点とトラブル対策
をわかりやすく解説します。通話をもっと快適にしたい方は、ぜひ最後まで読んで設定してみてください。
設定方法:通話オーディオルーティングをBluetoothヘッドセットに固定する
iPhoneの「通話オーディオルーティング」機能を使えば、着信時の音声出力先を固定できます。手順はとても簡単です。
設定手順:
- 設定アプリ を開く
- アクセシビリティ をタップ
- 下にスクロールして タッチ を選択
- 通話オーディオルーティング をタップ
- デフォルトでは「自動」になっているので、Bluetoothヘッドセット を選択
これでBluetoothイヤホンが接続されているときは、着信時に自動でイヤホンに音声が流れます。接続されていないときはiPhone本体から音声が出るので安心です。
AirPodsユーザー向けおすすめ設定
AirPodsやAirPods Proを使っているなら、次の設定もあわせてチェックしましょう。
- 自動耳検出をオン
設定アプリ → Bluetooth → AirPodsの「i」マーク → 自動耳検出をオン
→ 装着した瞬間に音声がAirPodsに切り替わります。 - ノイズキャンセリングや外音取り込みを活用
通話中も周囲の騒音を減らしてクリアな音質で会話できます。
注意点とトラブルシューティング
- 複数のBluetooth機器を接続している場合
車のハンズフリー機器などと同時接続していると、どちらが優先されるかは接続状況によって変わります。必要なら使わない機器のBluetoothをオフにしましょう。 - 音声が出ないときの対処法
- イヤホンを一度外して再接続する
- iPhoneを再起動する
- iOSを最新バージョンにアップデートする
- イヤホンが古い場合
一部の古いBluetoothヘッドセットでは通話オーディオルーティングが正常に動作しないことがあります。
まとめ
- 「通話オーディオルーティング」を Bluetoothヘッドセット に設定すれば、着信時に自動でイヤホンに音声が送られる
- AirPodsユーザーは 自動耳検出 をオンにするとさらにスムーズ
- 複数接続や接続不良のときは、Bluetooth設定の確認や再接続を試す
これで、毎回音声出力先を選ぶ手間がなくなり、通話がもっと快適になります。ビジネスシーンや移動中の通話にもおすすめです。
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