トラックボールの動きが重い理由は掃除方法にあった！

以前こちらの記事で紹介しましたが、筆者はMacbookのトラックパッドを使用していて爪と指の間が痛くなったことからトラックボールタイプのマウスを使用するようになりました。

ところが最近どうもトラックボールの動きが重いというか少し回転すると引っかかるような感じでスムーズな操作ができなくなっていました。

丁寧に掃除をすることで改善すると考えていましたが、どうやら掃除方法に問題があったようです。。。

同じような症状で困っている方もいらっしゃるかもしれないので、参考にしていただけたらと思います。

トラックボールが重たくなる原因

毎日のように使用しているとトラックボールの隙間の部分に埃などが入り込み少しずつ溜まっていきます。このトラックボールの隙間から入りこんで固まった埃などが原因でトラックボールの回転がスムーズに行かなくなる場合があります。

また、指の皮脂がトラックボールの表面いん少しずつ残り蓄積していきます。トラックボールに付着した皮脂がトラックボールのスムーズな回転の妨げになってしまうことも原因の一つとなります。

トラックボールの隙間から入り込む埃やトラックボールに付着する皮脂の蓄積を防止するためには、トラックボールを定期的に取り外して掃除することが有効です。

トラックボールタイプのマウスはボールを取り外せるようになっています。

マウスの裏側に穴があいているので、ボールペンの背の方などで押し込むことで取り出すことができます。ボールペンの芯の方やドライバーなどの硬くて鋭利なもので押してしまうとボール部分に傷がついてしまいますので注意しましょう。

取り外したボールは柔らかい布などで丁寧に拭き取ることで埃などの表面に付着した汚れを取り除くことができます。

トラックボールの隙間から入り込んだ埃などは綿棒などで取り除くことができます。

筆者はトラックボールに付着した皮脂などの汚れを徹底的に取り除いた方が動きが滑らかになるのではないかと重い、アルコールタイプのハンドスプレーをティッシュなどに染み込ませて念入りに拭き取っていました。

その直後ぐらいからトラックボールの動きが極端に重たくなってしまったので原因を調べていたところ、トラックボールが滑らかに動くためにはわずかな油分が必要であるとのことでした。

筆者は良かれと思って、アルコールを使って徹底的に油分を取り除いてしまったのが今回トラックボールが重たく、引っかかるような動きとなる原因となってしまっていたようです。

油汚れは乾拭きや水拭きではなかなか綺麗に取り除くことが出来ません。

しかし、アルコール（エタノール）を使用することで油汚れを綺麗に落とすことができます。

これはエタノールには油を溶かす性質があるためで、キッチン周りの掃除にもよく用いられています。

プラスチックなどはアルコールにより、表面が傷んでしまうものもあるためパソコン本体や周辺機器などを掃除する場合は注意が必要です。

今回のトラックボールの掃除にも上記の理由からも使わなかったほうが良かったかもしれませんね。。。

また、フローリングの表面などもワックス成分を分解してしまう可能性もあるため注意して使用するようにしましょう。

油分といっても特別なものは必要ありません。

人の手のひらにはある程度の油分があるので、両手の平にボールを挟み込んでクルクルと回すことでボールの表面に油分を与えることができます。

手が乾燥気味の方やもう少し動作を滑らかにしたいという方の場合はハンドクリームの使用がおすすめです。

とは言ってもボールに直接ハンドクリームを塗ってしまっては油分が多すぎてベタベタしてしまうので、手のひらにうっすらとハンドクリームを塗っておいてから両手のひらでクルクルとボールを回すことでうっすらと油分が付着してくれます。

つい先ほどまで、トラックボールの動きがガタガタして全く滑らかではなかったのですが、先ほど紹介したハンドクリームを使っての両手のひらでのコロコロを試したところトラックボールの動きが別物のように滑らかになりました。

結果的にトラックボールの動作が重いと感じていましたが、大きな原因は汚れの付着よりもアルコールを使った過剰な掃除にあったようですね。。

同じようにトラックボールの動きが重いという症状が出ている方はここで紹介した方法をお試しいただけたらと思います。